ページの本文へ

Hitachi

BistroMate飲食業向けASPサービス

清水均のフードビジネス短信

第5回 朝礼・ミーティングでモラールアップ-その4-朝礼のポイント

朝礼・ミーティングの目的

朝礼・ミーティングの目的は、店長として自社の経営理念や経営方針をお客様との接点で具現化するため、できるだけ多くの従業員とコミュニケーションを図り、意思統一を行うことです。経営理念とは従業員全員に共有されるべき価値観や判断の基準となるものです。
お客様から出される要望や苦情は様々です。とてもマニュアルでは対応し切れません。しかし、価値観や判断基準が従業員全員に統一されていれば、どんな事態が発生してもその企業としての正しい判断や行動がなされる可能性は高くなります。思想(経営理念)が統一されていれば、従業員のサービスや対応に関する行動や表現も統一されることになるのです。これが意思統一です。
自店のQSCスタンダード(Q(Quality=商品の品質)、S(Service=サービス)、C(Cleanliness=清潔)の基準)の維持や個別対応サービスの強化、問題と感じていることなど、店長としての意思を伝えない限り、従業員には理解されません。この意思を伝え、やる気を共有し行動に結びつけるきっかけとするのが朝礼やミーティングです。

チームワークを育むホウレンソウ

また、店舗オペレーションを通してパート/アルバイト(P/A)各自の個性や人間性、創造力など、その人らしさが発揮できるようにすることも大切です。各自の持つ多様性とやる気を生かし、店内組織を作り分業体制を組めばチームワークが育まれ、仕事にコンビネーションが生まれる機会が増えます。
そのためには店長として様々な面でコーディネーション(調整)が必要となりますが、これらも朝礼、ミーティングを通したホウレンソウ(報告・連絡・相談)と引継ぎの徹底でスムースになるものです。また、些細な行き違いから生じる人間関係のトラブルも事前に回避できる機会が増加します。

朝礼・ミーティングでの店長の役割

店長は、ミーティングで普段あまり自分から意見を言わない人にも上手に意見を求めるように進行したり、テーマを事前に伝え意見を述べてもらうようにする配慮も必要です。朝礼で2~3分間スピーチを順に行うと、P/Aを含めた従業員各自の店づくりや接客サービスに関する考えを聞くことができます。その際によい点や守るべき点を積極的に褒めたり、認めたりするとモラールアップにつながります。朝礼の内容とポイントに関しては資料「朝礼チェックリスト」を参照し、自社流にアレンジするとよいでしょう。
このように朝礼やミーティングは情報を共有化し意思を統一するだけでなく、P/Aを含めた従業員各自のモチベーションに役立てることができるのです。また、苦情への対応などテーマを決めて行えば、ベテランの意見やアドバイスを新人も聞け、ナレッジ・マネジメント(知恵の蓄積・共有・活用・評価)に役立てることも可能です。

  • フードビジネスコンサルタント(亜細亜大学講師) 清水 均
Bistro Mateに関するお問い合わせはこちら

お電話でのお問い合わせ 0120-346-401 受付時間 9時~17時(土・日・祝日は除く)

飲食業界お役立ち情報