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清水均のフードビジネス短信

第11回 他店視察を自店に生かす-その1-

優秀な経営者の視点と観察力

自店とは異なる業種・業態の店でも、顧客の一人として利用してみるとメニュー構成や商品アイデア、サービスの工夫など様々なことを学べます。
優秀な経営者になるほど、同じ店を見ても美点・欠点、強み・弱みなど視察した店から学ぶポイントが増えるものです。それは同じ試食やサービス体験をしても、チェックする視野の広さ、視点の多さ、観察力の鋭さから来る洞察力の違いから来るものです。また優秀な経営者であれば、学んだことは良し悪しに関わらず自店に置き換え、直ぐに活用することができるのです。

逆に優秀でない店長や調理長などの幹部は、仮にまったく同じ試食やサービス体験をしても、欠点や弱みにばかり目が行き、その店を否定ばかりしてしまいます。さらに自分達がやっている調理やサービスを正当化し、いかに自店が優れているかを強調することが多いのです。その結果、学ぶべき優れた点や自店と同様の欠点があっても見逃しており、自店で活用されることはほとんどありません。この姿勢で行われる他店視察では勉強にならず、費用のムダ遣いとなります。

店舗視察は経営者が幹部を育成する手法の一つとして大変有効な手段です。しかし、きちんとした事前教育や準備を怠ると、単なる試食会や懇親会に終りかねないことも注意すべきです。重要なことは、店舗視察を通して自店と他店とを比較(コンパリゾン)することです。この視点から実施する店舗視察を「ストアコンパリゾン」と言います。

  • フードビジネスコンサルタント(亜細亜大学講師) 清水 均
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