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清水均のフードビジネス短信

第4回 ワンダーテーブルフォーラムに学ぶ企業フィロソフィーの具現化-その2-(2回連載)

『ワンダーテーブルフォーラム』の本質は、企業フィロソフィーの徹底と顧客接点での具現化にあります。ワンダーテーブルでは、企業フィロソフィーを以下の3つに分けて、分かりやすく紹介しています。

  • ミッション
    (常に挑戦し続ける究極の目標)
    ホスピタリティビジネスを通じ、社会にプラスの価値を創造する。

  • ビジョン
    (今、具体的に達成すること)
    優れた商品・サービスとホスピタリティでお客様を魅了し、必ずリピートしていただく。

  • バリューズ
    (すべての行動の基本)

の実現です。

フォーラムで紹介された、さまざまな成功事例のポイントは、どのようにバリューズを徹底したかにあります。以下に示す内容が、バリューズの詳細です。

1.
自分を大事にする
  • 健康に心掛ける
  • 高い目標をもって自分を磨く
  • 家族に感謝する
2.
仲間を大事にする
  • 相手の話を聴く
  • 仲間を理解し尊重する
  • 率先して協力する
3.
お客様を大事にする
  • 笑顔と心で接する
  • お客様の声を聴く
  • お客様の立場に立って考える
4.
社会を大事にする
  • 安全衛生管理を徹底する
  • 法・ルール・社会規範を守る
  • 環境に配慮する
私たちはこうした行動規範は実践されてこそ意味があると考えます。
身近なところから社員に語りかけることが重要と考えます。
株式会社ワンダーテーブルのホームページより、許可を得て引用しています。

これらは、当たり前のことばかりです。しかし、3ヵ月のテーマの達成に向け、戦術はさまざまでも、これらの内容を全員が3ヵ月常に意識してやり続けた店舗が実績を出しているのです。自主的に高頻度で開催される店内ミーティング。お客様の声からの気づきや振り返りを通し、チームワークが育まれ、互いの資質や能力を引きだし合い、補完しあっているのです。その過程で店内組織が形成されています。店内では、各自の人間性が養われ、自他共に成長が自覚され、達成感につながり、より絆を深めています。従業員各個人の「想いや思い」が「行動」となり、店内が一つになって「継続」されるのです。この企業文化の本質にあるのは、企業(トップ)としての店長への信頼と権限の委譲です。それが自主性となり、ホスピタリティコーチングの環境となっているのです。厳しい経済状況の中、自社の経営危機を救うのは、正しく『やってみなはれ、やらせてみなはれ』(サントリー・佐治敬三氏より)のトップの精神とその環境作りにあるのです。

掲載されている本文は、株式会社ワンダーテーブルの許可を得て掲載しています。
  • フードビジネスコンサルタント(亜細亜大学講師) 清水 均
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