現場に活力を産み出すホスピタリティコーチングのすすめ(シリーズ3):
  ワークショップ形式のオリエンテーションのすすめ
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清水均のフードビジネス短信(2006年度)
第3回(その3)

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  • 現場に活力を産み出すホスピタリティコーチングのすすめ-その3-

 
  • ワークショップ形式のオリエンテーションのすすめ

 自社や自店を正しく新人に理解させるには、経営哲学や経営理念の明確化が不可欠です。経営理念とは自社を経営することで、どのように社会に貢献するのかを明文化し示したものです。経営の目的を明確にし、経営行動の指針として、お客様や商品・サービスに対し従業員全員に共有される価値判断の基準となるものです。
 自社の業務を通して、「どのようにお客様に喜んで頂き、その結果、地域でどんな役割を果たし、最終的にはこんな姿の企業にしたい」「我社の従業員には自社(店)で働くことを通して、日々やりがいとプライドを持ち、自己実現を果たしながら、こんな風に幸せになってもらいたい」という、経営の目的を明確にすることです。
 また、企業として商いの心得(商売に取り組む精神や姿勢)や組織風土(企業文化)、従業員一人ひとりの職責の果たし方といった、企業としての価値観や判断基準を共有化することです。その本質にあるのは、経営者としての地域に対する愛と自社の業務へのプライドです。また、従業員一人ひとりの人生に対する責任感の自覚です。
 オリエンテーションではこれらのことを「ワークショップ」形式を採用することによって、自主的に考えさせるのです。「ワークショプ」とはグループ学習の研修形式の一つです。与えられたテーマに対し各自がそれぞれの意見を自主的に考え述べ、傾聴しあうのです。教えるのではなく各自に考えさせ、各自の気づきを相互作用で引き出すのです。この手法はコーチングのスキルの一つです。 -次号へ続く-
 

フードビジネスコンサルタント(亜細亜大学講師) 清水 均

 
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