フードサービス業と販売促進のポイント(シリーズ4):インターナル・プロモーションの仕掛けづくり
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清水均のフードビジネス短信(2007年度)
第13回

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  • フードサービス業と販売促進のポイント  −4− (5回連載)

 
  ■ポイント1 販売促進費の3倍が売上目標 (前々回のポイント)
  ■ポイント2 効果測定の仕組みづくり (前回のポイント)

  ■ポイント3 インターナル・プロモーションの仕掛けづくり

  最後のキーポイントとして重要なのがインターナル・プロモーションの仕掛けづくりです。インターナル(internal)とは[内の、内面の]といった意味があり、この反対がエクスターナル(external)[外側の、外面(だけ)の]といった意味になります。販売促進は通常エクスターナルな要素が強く、お客様に喜んでもらったり、得してもらうために行われると解釈されがちです。しかし、販売促進はもう一面にあるインターナルな要素が大変重要であり、エクスターナルな要素と併せて実施されなければならないのです。

  インターナルな要素とは店舗の社員とパート・アルバイト、本部スタッフ、セントラルキッチンやカミサリー、そして配送担当者、関連業者に対する販売促進のことです。これをインターナル・プロモーションと言います。

  具体的な例を挙げればこうなります。例えばあるチェーン店の本部で「秋のスパゲティー&ドリア・フェア」を企画したとします。この販売促進の目的は10・11月の売上の伸びにくい時期に低単価でお値打ちなフェアを実施し、顧客の利用率を高めると共に原価率を下げ、荒利益の確保を図ろうとするものです。また、新メニューのテストマーケティングも兼ねています。この場合、エクスターナル・プロモーションとしては新聞折り込みチラシや店内ポスター、挟み込みメニューなどのツールを使い、秋に関連したイタリア産のキノコ類や輸入チーズを使ったオリジナルなスパゲティー6品とドリア3品を楽しんでもらうものです。また、折り込みチラシにはセット割引券とデザート&ドリンク割引券がフックとして付いており、利用すればお得になるようにしてあります。このフックによって効果測定も可能です。

フードビジネスコンサルタント(亜細亜大学講師) 清水 均

 
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