フードサービス業と販売促進のポイント(シリーズ5):インターナル・プロモーションの仕掛けづくり
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清水均のフードビジネス短信(2007年度)
第14回

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  • フードサービス業と販売促進のポイント  −5− (5回連載)

 
  ■ポイント1 販売促進費の3倍が売上目標 (前々回のポイント)
  ■ポイント2 効果測定の仕組みづくり (前回のポイント)

  ■ポイント3 インターナル・プロモーションの仕掛けづくり の続き

  この場合、インターナル・プロモーションとしてはどんなことが考えられるか検証してみましょう。店舗のキッチン担当者には茹で上げ時間の厳守によるアルデンテでの提供やきれいな具の盛り付けの徹底、ドリアの仕込み数の把握とスタンバイの徹底によるスピードアップなどが考えられます。これらのうち、一つか二つをインターナル・プロモーションの目標として掲げ、厨房の担当社員がパート・アルバイトに再教育・トレーニングを実施するのです。

  フロアサービス担当者にはフェアメニューの商品説明を全員に徹底します。また、また、お奨めデザートして、テストマーケティングするオリジナルケーキのサジェスティブセールス(推奨販売)のセールスコンテストを実施することで、お客様との会話の機会を増やしサービスレベルを上げることもできます。

  さらに本部では大手食材業者からスパゲティーの小麦粉と輸入チーズに関する専門家や輸入仕入れ部長などを招き、店長会議でそれらの知識と食材管理を徹底するための研修会を開催するのです。また、セントラルキッチンと配送担当者には新メニューのソース類の品質管理と各店納品時間の厳守を徹底するのです。

  このようにフェア一つとってもインターナル・プロモーションを実施し、店舗オペレーションのレベルアップや店長の自社商品に対する研修による意識改革、自社商品の品質管理の徹底などを効果的に行うことができるのです。販売促進には費用がかかります。従って、これらのインターナル・プロモーションの仕掛けづくりを行い、多面的に費用対効果を上げることが重要なポイントです。

  本シリーズでは、フードサービス業における販売促進の基本となるポイントを5回シリーズにまとめてみましたが、自社の販売促進を考える際にこれら3つのキーポイントを押さえ実施してみましょう。その結果、費用対効果が上がるだけでなく、次回以降に行う販売促進のレベルが格段に上がるはずです。


フードビジネスコンサルタント(亜細亜大学講師) 清水 均

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