「シャンパーニュ」は、泡の出るワイン=音のあるワインであり、様々な場面で「品」を造りだします。
歴史
泡の出るワイン「シャンパーニュ」を発明したのは、オーヴィレール修道院の酒庫長だったドン・ペリニョン
師といわれています。今日「シャンパーニュ」と呼んでいる泡の出るワインを初めてビジネスにしたのは
1769年のリュイナールで、それまでのシャンパーニュとは赤ワイン(といってもかなり色の薄いもの)
の生産地を指す名称でした。
産地の特徴
フランスの北部、パリから145kmの地、シャンパーニュ。ランスを中心に2万7500haに及ぶ地域に広がる
白亜質土壌の特定の地域で栽培された葡萄を使用し、栽培方法、醸造方法などにおいて一定の基準を
満たしたものが、シャンパーニュの名をラベルに表示できます。
シャンパーニュ地方は、気候条件の厳しさにより一定しない葡萄を生育する環境にありながら、様々な
生産年の違うワインをブレンドすることで安定した味わいのワインを造る技術(ノン・ビンテージ)や瓶の中
で蔗糖と酵母を入れ2次発酵する(瓶内2次発酵)技術を用いることで、「シャンパーニュ(発泡ワイン)」
を生み出しています。
これは、シャンパーニュ地方独特のもので、大小約1万9000の造り手の異なる方針や考え方で、様々な
個性的な「シャンパーニュ(発泡ワイン)」を生み出しています。
味わい
シャンパーニュ地方は涼しい気候ゆえに、酸味のしっかりとした味わいが特徴です。キレを造る白葡萄
のシャルドネに、コクを加える黒葡萄のピノ・ノワール、ピノ・ムニエをブレンドして味わいを造ります。
辛口からドサージュ(補糖)された甘口と味わいはバラエティーで、食前から食中、食後と楽しめます。
サラダやマリネなど酸味のさっぱりとした料理や、揚げ物や天ぷらなどレモンを搾って美味しく食べる料
理とも相性が良いです。ロゼなどは若鶏のトマト煮込みなどの酸味の効いた肉料理でも良いでしょう。
最近の流行
日本では、RMシャンパーニュ(レコンタン・マニュプラン)がブームになっています。RMとは栽培者兼製
造者の略で、今までモエ・シャンドン社やヴーヴ・クリコ社など大手の生産者商品が主流で輸入されて
いましたが、近年は、以前まではイギリスやフランス国内で消費されていた、小規模でこだわった生産
者の少数ワインも日本に入ってくるようになりました。
味わいは、キメ細やかな泡でエレガントな舌触りのものが多く、大手シャンパーニュメーカーに厭きたワ
イン愛好者を中心に飲まれています。
私がシェフソムリエを勤めています、ダイニングバー 「ブルーエッジ」でもお勧めしております。
シャンパーニュを飲まれるお客様には、「品」を感じますね・・・。